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普及事業・施設利用

理研では、さまざまな研究リソースや研究成果を幅広く利用して頂くために普及事業・施設利用・共同研究などを行っています。ぜひご利用ください。

普及事業

バイオリソースの提供

実験動物マウス、実験植物、がん細胞、iPS細胞などの画像

バイオリソース研究センター(BRC®)は、ライフサイエンス研究に不可欠な5種類のバイオリソースを世界最大級の規模で収集し、安全かつ高度な品質管理の下に増殖・保存し、国内外の研究者等に提供しています。

  • 実験動物:マウス系統
  • 実験植物:シロイヌナズナ、ミナトカモジグサ
  • 細胞材料:ヒト・動物由来のがん細胞、iPS細胞
  • 遺伝子材料:ヒト・動物由来DNA等
  • 微生物材料:健康と環境に資する微生物

バイオリソースの提供および技術研修についてはバイオリソース研究センター(BRC®)のホームページをご覧ください。

遺伝子改変動物の共同開発

変異マウス作製イメージ

大学・研究機関を対象に遺伝子改変動物(マウス/ラット)の共同開発を行います。ランダムトランスジェネシス、ジーンターゲティング、ゲノム編集など種々の技術を駆使した遺伝子改変動物の作製を生命機能科学研究センター(BDR)/生体モデル開発チームが担当します。論文発表後はバイオリソース研究センター(BRC)等を通じ研究コミュニティへ広く共有します。

詳細は生体モデル開発チームのページをご覧ください。

プログラムコードの公開

革新知能統合研究センターのロゴ

革新知能統合研究センター(AIP)では、新しい機械学習のアルゴリズムを開発しています。
私たちが論文発表で使用したプログラムコードを国内外の研究者等に向けて公開しています。

詳細は革新知能統合研究センター プログラムコードのページをご覧ください。

データベース

データベースのイメージ画像

理研から公開されている生命科学系データベースの情報を体系的に整理集約し、より広く研究者の方に研究成果を活用していただくためのデータベースポータルサイトを公開しています。

詳細は理研メタデータベースをご覧ください。

施設利用

スーパーコンピュータ「富岳」

スーパーコンピュータ「富岳」の写真

理化学研究所と富士通株式会社が共同で開発したスーパーコンピュータ「富岳」を広く学術・産業分野向けに計算資源を提供するため、2021年3月より共用を開始しています。また、2022年1月より「富岳」をさらに簡単に利用できる枠組みとして、「ファーストタッチオプション」が追加されました。簡単な申請をウェブサイトから提出すれば、最短1週間で「富岳」の利用を開始できます。

「富岳」の利用方法は、計算科学研究センター「富岳」の利用方法をご覧ください。

大型放射光施設「SPring-8」

大型放射光施設「SPring-8」の写真

世界最高性能の放射光を使って、微小試料の構造解析や機能評価など、多様な精密分析が可能です。学術的な利用のみならず、産業分野においても、自動車用触媒、低燃費タイヤ、高機能シャンプー、燃料電池をはじめとする、多岐にわたる製品開発に貢献しています。

詳細はSPring-8 User Informationのホームページをご覧ください。

X線自由電子レーザー施設「SACLA」

X線自由電子レーザー施設「SACLA」の写真

世界トップの性能を誇るX線自由電子レーザーによって、化学反応の過程などの超高速現象を原子分子レベルでのスナップショットとして捉えられます。光合成における触媒のはたらきの解明など、持続可能な社会の実現に貢献します。企業による調査研究を加速するため、産業利用推進プログラムを実施しています。

詳細はSACLA User Informationのホームページをご覧ください。

RIビームファクトリー

RIビームファクトリーの写真

世界最高水準の重イオン加速器群を用いて、水素からウランまでの原子核ビームを大強度で提供し、さらに、さまざまな半減期を持った不安定原子核ビームも提供します。ビーム照射による植物や微生物の品種改良法の開発、がん治療のためのRI(放射性同位体)の製造・供給も実施しています。高エネルギーのビームで大気圧環境での照射も可能で、半導体部品等の耐放射線試験等にもご利用いただけます。

学術利用はRIBF : Introduction to RI Beam Factory and Users' Informationのホームページをご覧ください。
半導体耐放射線試験はRIBF施設共用促進事業のホームページをご覧ください。

NMR研究基盤

NMR施設の写真

「NMR(核磁気共鳴)装置」およびNMR解析試料の調製からタンパク質の立体構造の決定までを一貫して行う「NMR立体構造解析パイプライン」をご利用いただけます。溶液NMRや固体NMRの測定が実施可能です。利用の検討に際して、随時利用相談を受けております。

詳細は理研NMR研究基盤のホームページをご覧ください。

クライオ電子顕微鏡

クライオ電子顕微鏡の写真

生体高分子複合体の3次元構造を高解像度で捉えるために、数台のクライオ電子顕微鏡システムが用意されています。

詳細は横浜 クライオ電子顕微鏡施設のページをご覧ください。

分子動力学専用スーパーコンピュータ

分子動力学専用スーパーコンピュータの写真

細胞内の分子シミュレーションに特化した専用計算機(MDGRAPEシリーズ)。
創薬デザインのための利用を進めています。

詳細は分子動力学専用計算機MDGRAPE-4Aのページをご覧ください。

ゲノム解析

ゲノム解析技術のイメージ

次世代シーケンサーを用いたさまざまな遺伝子解析を提供しています。CAGE法など、理研が開発した解析技術もご利用いただけます。

詳細は応用ゲノム解析技術研究チームのホームページをご覧ください。

ホルモン解析・メタボローム解析

ホルモン解析・メタボローム解析のイメージ

環境資源科学研究センター横浜キャンパスにある多様な高性能質量分析計と高度な解析技術を活用し、メタボローム解析とホルモン解析を支援しています。メタボローム解析は、原理の異なる複数の質量分析計により、さまざまな性質の代謝産物をカバーする高精度の非ターゲットおよびワイドターゲット分析が可能です。ホルモン解析は超高感度もしくは質量分解能の高い質量分析計により、高精度でハイスループットなホルモン動態解析が可能です。

詳細は環境資源科学研究センター研究支援技術(横浜)のホームページをご覧ください。

顕微鏡解析

顕微鏡解析のイメージ

環境資源科学研究センター横浜キャンパスにある大型顕微鏡・イメージング関連機器を用いて、顕微鏡技術全般に関する研究支援を行っています。最新型の電子顕微鏡、光学顕微鏡、それら試料調製機器など様々な機器が整備されており、観たい試料、観察する研究目的に応じて、技術と機器を使い分けて観察します。

詳細は環境資源科学研究センター質量分析・顕微鏡解析ユニット顕微鏡解析室のホームページをご覧ください。

化合物バンク

化合物バンクのイメージ

天然化合物バンク・NPDepoでは、微生物や植物由来の天然化合物および天然化合物誘導体など、93,000化合物の中から、スクリーニングに適した小規模ライブラリーを作製し、幅広い分野の研究者に提供しています。また、タンパク質に結合する小分子リガンドを探索する化合物アレイスクリーニング支援、化合物の標的タンパク質を同定するための化合物ビーズ作製支援などを行っています。

詳細は環境資源科学研究センター 化合物リソース開発研究ユニットのホームページをご覧ください。

量子コンピュータに関するハードウェア開発のための機器

製造施設のイメージ

量子コンピュータ研究センターでは、超伝導量子コンピュータを研究するための様々な設備を所有しています。このような設備の一部を特定共用設備とし、理研外の超伝導量子コンピュータに関する研究開発を行う方々にも使用していただき、若手研究者をはじめとした研究力の向上と産業競争力の強化に貢献します。本設備は、令和元年度文部科学省先端研究設備整備補助事業(量子技術分野)において整備されたものです。

詳細は量子コンピュータ研究センターホームページをご覧ください。

知的財産・産学連携等に関するお問い合わせ

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図書館

理研関係者の他、公共図書館又は大学図書館等の紹介状持参の外来者がご利用いただけます。

詳細は図書館ページをご覧ください。

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