選書アドバイザー 橋田 浩一

橋田 浩一
革新知能統合研究センター 社会における人工知能研究グループ グループディレクター
人工知能を運用・開発するために必須の基盤として、パーソナルデータの価値を最大化するようなデータ管理の方法について研究している。幼少期の愛読書は小学館の百科事典。特に中世代の恐竜や昆虫の挿絵に見入っていた。読書は自身にとって「発想を刺激してくれるもの」。
コメント
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。歴史に学んだ賢者が書いた本を読むのは、かなり効率的な学びになります。
担当テーマ
科学道100冊 2021 つながる地球
推薦本
2021

『「利他」とは何か』
- 伊藤 亜紗、中島 岳志、若松 英輔、國分 功一郎、磯崎 憲一郎(著)
- 集英社 2021年
コロナで変わったつながり方 キーワードは「利他」
新型コロナウイルスの流行で、人との関わり方が変わりつつある中、「利他」が静かに注目されている。ケア・贈与・民藝・責任・創作という5つの切り口から浮上するのは「他者のためのうつわになる」ことの大切さ。気鋭の論客5人が、コロナ後の社会のあり方を考える。
推薦コメント
異分野の著者5人が利他に関して多角的に論じており、利他に関して一通り知りたければまず読んでおくと良い本だと思います。