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2010年4月1日

理化学研究所

独立行政法人理化学研究所理事(個別業務管理担当)公募の選考結果について

川合眞紀

(任期:平成22年4月1日~平成24年3月31日)
昭和55年3月
東京大学大学院理学系研究科博士課程 修了
理学博士(東京大学)
昭和55年4月
理化学研究所 特別研究生(固体化学研究室)
昭和58年9月
大阪ガス(株)総合研究所 委託研究員
昭和60年5月
理化学研究所 触媒研究室 研究員
(昭和63年5月~平成3年3月 東京工業大学客員教授として出向)
平成3年5月
理化学研究所 表面化学研究室 主任研究員
平成16年3月
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授

選任理由

本法人は、科学技術の水準の向上を図ることを目的として、科学技術に関する試験及び研究の業務を総合的に実施する自然科学の総合研究所である。

そうした組織にあって、本ポストには、そのミッションとして、理事長を補佐し、法人の重要な経営方針の立案に参画するとともに、研究活動に共通的な研究戦略や研究の運営を担任し、中期目標を達成するための計画を確実に実施できる経営能力、実行力及びリーダーシップを有することが求められる。

本件公募に対しては、19人の応募があり、選考委員会による書類選考で5人に絞られた候補者について、選考委員会が面接を行った上で、最も高い評価を得た2人を任命権者に提示し、これに基づき、文部科学大臣との協議を経た上で、理事長が川合眞紀氏を選任したところである。

川合眞紀氏は、研究組織運営に携わった経験から、大学及び研究所において研究マネージメント業務について十分な理解を有していると認められる。また、複数のポスドク経験を通じて研究者育成に関する業務及び国際会議の議長等の豊富な国際的渉外経験を通じて国際的な観点で研究業務を統括する者の役割や業務について深く理解しており、理事の業務を的確に遂行できる卓越した能力を有している。さらに、面接審査の場においては、理事の職に対する熱意と十分な知識・信念があることが看取され、高く評価されたものである。文部科学大臣及び理事長もそうした能力と情熱に大いに期待しているところである。

選考委員会のメンバーの属性は以下のとおり

大学教授
1名
ジャーナリスト
1名
弁護士
1名
公認会計士
1名
会社役員
1名
団体役員
1名
6名

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