2010年7月7日
理化学研究所
理研とSTFC(Science and Technology Facilities Council, UK)がミュオン科学協力協定の延長に調印
7月2日(金)理研と STFC = Science and Technology Facilities Council,UKは現地Rutherford Appleton Laboratory(RAL)において、野依理事長とKeith Mason STFC議長の間で、ミュオン科学協力協定を2018年まで延長する協定に調印しました。
このミュオン科学協力協定は、最初1990年に当初期間10年で調印され、その後2000年に10年間の延長が調印されており、今回は2018年までの延長となります。
今回の協定調印はこれまでの協力20周年を記念し、歴代の関係者等約150人を招き盛大に式典の中で行われ、また野依理事長が「Science and Technology for Future Generations」という演題で講演を行いました。
このミュオン科学協力は、Rutherford Appleton Laboratory のISIS陽子シンクロトロンに理研とRALでミュオン科学実験設備を付加しているもので、ミュオン触媒核融合、ミュオンによる物性研究、超低エネルギーミュオンビーム発生やその応用研究などを行っており、世界中から研究者が集まるミュオン科学研究の中心となっています。