木村 英紀 連携センター長(理研BSI-トヨタ連携センター)が、International Federation of Automatic Control(IFAC)より、「The Giorgio Quazza Medal」を受賞することが決定しました。
この賞は、3年に一度、優れた制御工学者に与えられる賞で、1981年にはじまり木村連携センター長で11人目、アジアからははじめての受賞になります。
授賞式は2011年8月にイタリアのミラノで行われるIFACの世界大会で行われます。
関連リンク
Awards — IFAC · International Federation of Automatic Control (英語)
なお、IFACは1957年に創立された制御工学研究に関する国際学術組織で、現在50カ国が加盟、日本は学術会議が加入団体を代表しています。
木村 英紀 連携センター長 略歴
学歴
1965年 | 東京大学工学部計数工学科卒 |
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1970年 | 東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻博士課程修了(工学博士) |
職歴
1970年~1971年 | 大阪大学基礎工学部制御工学科 助手 |
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1971年~1973年 | 大阪大学基礎工学部制御工学科 講師 |
1973年~1987年 | 大阪大学基礎工学部制御工学科 助教授 |
1987年~1994年 | 大阪大学工学部電子制御機械工学科 教授 |
1994年~1995年 | 大阪大学基礎工学部制御工学科 教授 |
1995年~1999年 | 東京大学工学部計数工学科 教授 |
1999年~2004年 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻 教授 |
2001年~2008年 | 理化学研究所バイオミメティックコントロール研究センター 生物制御システム研究チーム チームリーダー |
2007年~現在 | 理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター 連携センター長 |
2009年~現在 | 科学技術振興機構研究開発戦略センター 上席フェロー |