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2012年5月14日

理化学研究所

5月18日は「国際植物の日」

―39か国、500以上の団体が参加国内では17以上のイベント開催、小中高13校が大学と連携―

理化学研究所(野依良治理事長)は、欧州植物科学機構(EPSO; European Plant Science Organisation)※1が2011年秋に提唱したFascination of Plants Day(国際植物の日―世界のみんなで植物のたいせつさを考える日―)の趣旨に賛同、イベントの開催や国内コーディネート業務に協力します。

EPSOは、植物の重要性や植物科学の面白さをより多くの人々とともに見直す「国際植物の日」を、2012年は5月18日(金)に定めました。”Just spreading the word(ただ言葉を広めるだけ)”をポリシーとした活動のもと、この主旨に賛同する英国やポルトガルなど世界39カ国(欧州外から10か国。アジア・オセアニアでは、日本、中国、インド、オーストラリア、ニュージーランド)、500を超える参加機関・団体が、植物科学の面白さや植物の大切さを伝えるため、講演、施設公開、実験教室、自然観察、サイエンスカフェなどのイベントを開催します。

日本では、国際植物の日に植物に関連する10の学会が協賛し、17以上のイベントや小中高13校と大学との連携活動が行われる予定です(別紙はこちら)。理研は5月18日の国際観光デザインフォーラム「デザインがつなぐ植物と生活」(神奈川県鎌倉市 長谷寺)に講師派遣いたします。また、5月19~20日に開催される「シロイヌナズナを観察しよう!」(名古屋市科学館)にも協力いたします。6月22日には理研サイエンスセミナー「いのちの色の理由」を開催いたします。

植物科学は、農業、園芸、林業、紙、繊維、化学物質、エネルギー、医薬品と、さまざまな分野に関わりがあります。植物はあらゆる生物に適した環境を提供するためにも欠かせません。理研はこの活動を通して、世界中の人たちと一緒に植物の大切さを見直し、植物科学の重要性をアピールしていきます。

お問い合わせ先

独立行政法人理化学研究所 横浜研究推進部 企画課
Tel: 045-503-9117 / Fax: 045-503-9665

報道担当

独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715

補足説明

  • 1.
    EPSO(European Plant Science Organisation, 欧州植物科学機構)
    EPSOは植物科学の振興と普及を目的とする学術団体で、欧州を中心に29カ国の研究機関や大学が加盟。日本からは理化学研究所植物科学研究センターが加盟しています。

参考資料

Fascination of Plants Day(国際植物の日)

参加国と各参加団体数・イベント数(2012年5月8日集計分)

左右にスクロールできます

国名 参加団体数 イベント数 国名 参加団体数 イベント数
アルゼンチン 1 1 インド 4 9
オーストラリア 15 22 アイルランド 5 2
オーストリア 5 5 イスラエル 4
ブラジル 4
イタリア 39 47
ベルギー 12 2 日本 13 13
ブルガリア 1
リトアニア 25 25
カナダ 1 1 オランダ 10 10
チリ 9 9 ニュージーランド 未発表
中国 11 5 ナイジェリア 未発表
クロアチア 1
ノルウェー 5 14
キプロス 2
ポーランド 27
チェコ 21 19 ポルトガル 56 53
デンマーク 5 8 セルビア 10
エストニア 4 3 スロベニア 13 25
フィンランド 34 48 スペイン 32 36
フランス 7 7 スウェーデン 9 9
ドイツ 30 26 スイス 16 11
ギリシャ 6 7 トルコ 未発表
ハンガリー 19 31 イギリス 84 43



ウクライナ 5 8

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