太田邦史客員主管研究員(基幹研究所遺伝制御科学特別研究ユニット、東京大学大学院総合文化研究科教授、株式会社カイオムバイオサイエンス社外取締役)が、「『モノクローナル抗体迅速作製技術』(ADLib®システム)の開発」の業績により、第10回産学官連携功労者表彰 文部科学大臣賞を受賞しました。本受賞は、株式会社カイオムバイオサイエンスの藤原正明代表取締役社長との共同受賞です。表彰式は9月28日に内閣府、総務省、文部科学省等の主催による「第11回産学官連携推進会議」(於:東京国際フォーラム)にて行われ、ADLib®システム発明者の一人でもある柴田武彦ユニットリーダー(基幹研究所遺伝制御科学特別研究ユニット)が出席しました。
第10回産学官連携功労者表彰については、以下のページをご参照ください。
第10回産学官連携功労者表彰報道発表資料
太田邦史氏略歴
学歴
- 1990年
- 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了(理学博士)
職歴
- 1989年
- 日本学術振興会 特別研究員(DC・PD)
- 1991年
- 理化学研究所バイオデザイン研究グループ 研究員
- 2000年
- 理化学研究所染色体動態制御研究ユニット ユニットリーダー、副主任研究員
- 2002年
- 埼玉大学 客員助教授
- 2003年
- 理化学研究所遺伝ダイナミクス研究ユニット ユニットリーダー
- 2006年
- 理化学研究所太田遺伝システム制御研究室 准主任研究員
- 2007年
- 東京大学大学院総合文化研究科 教授 現在に至る
主な研究テーマ
クロマチン・エピジェネティクス・ノンコーディングRNA と遺伝子発現・ゲノム動態の関係
授賞式の様子
左:遺伝制御科学特別研究ユニット 柴田武彦 ユニットリーダー、
右:株式会社カイオムバイオサイエンス 藤原正明 代表取締役社長