2012年11月22日
理化学研究所
第11回『スーパーコンピュータ「京」を知る集い』を東京で開催
「スパコンで見る血液の流れ」、「地球を作る実験-星くずから惑星へ」などで「京」の魅力を紹介
理化学研究所(野依良治理事長)は、2012年12月8日(土)に東京都で第11回『スーパーコンピュータ「京」を知る集い』を開催します。2012年6月にシステム全体の動作確認を終え完成したスーパーコンピュータ「京」注)は、2012年9月末から本格運用を行っており、現在、幅広い分野の課題解決に利用されています。
第11回「知る集い」では、中学生以上の一般の方を対象に、スーパーコンピュータ「京」でできることを分かりやすく説明するとともに、「京」の活用で大きく広がる科学技術の可能性などについて事例を交えて紹介します。
- 注)スーパーコンピュータ「京(けい)」
- 文部科学省が推進する「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の構築」プログラムのもと、理研と富士通が共同で開発したもので、2012年9月末に共用を開始した。「京(けい)」は理研の登録商標で、10ペタ(10の16乗)を表す万進法の単位であるとともに、もともとは大きな門を表し、「計算科学の新たな門」という期待も込められている。
概要
- 1.主催:独立行政法人理化学研究所
- 2.日時:平成24年12月8日(土) 13:00~15:30 (受付開始 12:30)
- 3.場所:イイノホール
東京都千代田区内幸町2-1-1 TEL:03-3506-3251 - 4.参加費:無料
- 5.参加申込:申込WebページまたはFax(049-259-1174)にて受付
- 6.定員:300名程度(定員になり次第、申込み受付けを締め切らせていただきます)
- 7.プログラム
13:00~13:05 主催者挨拶
平尾 公彦 (理化学研究所計算科学研究機構 機構長)13:05~13:30 <講演1>スーパーコンピュータ「京」で何ができるの?
横川 三津夫 (理化学研究所計算科学研究機構 運用技術部門長)13:30~14:10 <講演2>スパコンで見る血液の流れ
大島 まり (東京大学大学院情報学環/生産技術研究所 教授)14:10~14:25 休憩 14:25~14:50 「技術の壁を突き破れ!~スーパーコンピュータ「京」の開発~」
(VTR)上映14:50~15:30 <講演3>地球を作る実験-星くずから惑星へ
小久保 英一郎(国立天文台理論研究部 教授)
お問い合わせ先
独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構 広報国際室
担当 岡田 昭彦
Tel: 078-940-5625 / Fax: 078-304-4964
aics-koho [at] riken.jp
※[at]は@に置き換えてください。
報道担当
独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715

