
2013年11月11日~12日の二日間、和光地区において、RIKEN-ICCAS-IOP-PKU-Tsinghua Joint Symposium on Materials Science ~ Contribution to a Sustainable Society~ が開催されました。
今回のシンポジウムは、科学院化学研究所(ICCAS)、科学院物理学研究所(IOP)、北京大学(PKU)、清華大学(Tsinghua)という、世界的にも有数の中国の4機関と理研という5つの研究機関が一同に会した貴重なイベントになりました。シンポジウムでは、玉尾皓平グローバル研究クラスタ長と中国大使館の李纓公使が開会の挨拶を行い、これまでの協力の歴史を振り返るとともに、シンポジウムをきっかけとした今後のさらなる協力への期待が述べられました。その後、中国からの11名の研究者および8名の理研研究者による講演、理研の若手研究者によるポスターセッションが行われ、延べ100名を超える参加のもと、化学・物理学を含むマテリアルサイエンス分野で活発な意見交換が行われました。シンポジウムの最後では、川合眞紀理事が閉会の挨拶を行い、今回のシンポジウムが、理研と北京地域の研究機関との連携を強化する機会になっただけでなく、北京地域の研究機関同士の連携のきっかけを提供でき、非常に有意義であった旨が述べられました。
シンポジウム終了後、引き続き個別にミーティングや研究室訪問が行われ、さらなる交流と具体的な研究プロジェクトについてのディスカッションなどが進められました。

集合写真

ポスターセッションの様子