平成27年3月23日(月)、下村博文文部科学大臣が和光地区を視察されました。
まず、野依良治理事長(研究不正再発防止改革推進本部長兼務)が冒頭挨拶としてこれまでの取組みについて説明しました。
次に理研改革への取組みとして、坪井裕理事(研究不正再発防止改革推進本部副本部長兼務)がガバナンスの強化について、有信睦弘理事(研究コンプライアンス本部長兼務)が研究不正の防止に向けた多層的な取組みについて、小川智也研究顧問、古関明彦副センター長(統合生命医科学研究センター)、岡本仁副センター長(脳科学総合研究センター)の3名の研究倫理教育責任者が各センターの特徴的な取組みについて説明しました。
その後、神経回路遺伝学研究棟に移動し、脳科学総合研究センターの糸原重美チームリーダー、藤澤茂義チームリーダー、合田裕紀子チームリーダーが研究主宰者としての現場での取組みについて、研究室内でラボノート、解析データ等を用いて説明しました。
そして最後に、全体で理研における研究不正への取組みや今後について意見交換をし、下村文部科学大臣から「運営・改革モニタリング委員会より「理研改革に道筋がついた」との評価を受けたことは妥当なものとの印象を受けた。理研改革については一定の目処がたったと考える。理研においては、今後、より一層ガバナンス強化等に取り組まれたい。」との講評を頂きました。

