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2015年4月3日

理化学研究所

融合連携イノベーション推進棟の完成について

理化学研究所は産業界をはじめとする様々なセクターと連携を一層強化し、我が国のイノベーション推進に貢献するため、融合連携イノベーション推進棟(英文名 Integrated Innovation Building 略称IIB)を開設しましたので、ご紹介いたします。

1 施設概要

融合連携イノベーション推進棟は、企業との協働により理研発の多様なシーズを実用化することを目的として、日本最大級のバイオメディカルクラスターである神戸医療産業都市に開設した施設です。

これまでの理研の産業連携の制度に加えて、理研が共同研究専用の場所を設置し、理研の知のネットワークをフルに活用することにより、社会に役立つ画期的な成果を生み出すための新しいこころみです。

また、企業と理研との共同研究開発のためだけでなく、自らの新しい発想でイノベーションの創出を目指す研究者/起業家が理研の研究資源を活用する場として利用頂く事が可能です。

2 建物概要

所在地  神戸市中央区港島南町六丁目7番1号
鉄骨造り 地上8階
敷地面積 4,829.87m2
建築面積 1,075.76m2
延床面積 8,348.21m2
工事期間 平成26年3月10日~平成27年3月31日
研究室数 52室(1室50m2換算)
供用開始 平成27年4月1日

3 融合連携イノベーション推進棟利用のメリット

  • 優れたロケーション:神戸医療産業都市の中心に位置。ポートライナー医療センター駅徒歩3分。ポートライナーで三宮まで12分、神戸空港まで6分。関空までベイシャトルで30分。
  • 豊かな周辺研究環境:日本最大級のバイオメディカルクラスターである神戸医療産業都市の中にあって、理研の多細胞システム形成研究センター(CDB)、ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)、計算科学研究機構(AICS)の他、様々な医療機関や企業との連携を視野に入れた研究開発を進めることが可能。さらに、理研のネットワークを通じて全国の理研研究者との先端的研究情報の交換が可能。
  • 豊富な研究シーズとの接点:理研ネットワークを通じて、共同研究計画に必要な研究成果やシーズにアクセス可能。
  • 施設利用の自由:24時間施設利用が可能。
  • 自由度の高いラボの設置:約50m2を最小単位として利用スペースを調整。
  • 高いセキュリティー:24時間の常駐警備体制と管理体制を導入。
  • 優れた経済性:家賃・使用料・敷金等に類するものはなく、施設運営に係る経費(実費)のみの負担で利用可能。

4 利用申し込み状況

現在、利用計画提案書は9課題が承認されている。今後、更に3課題の提案が見込まれ12課題について研究開発が行われる見込み。
※研究課題については、別紙のとおり。

5 参考

今後も、引き続き理研内の各研究センター等に提案の募集を行うとともに、企業等への紹介を行い、イノベーションの創出の場として、社会に役立つ画期的な成果が生まれるよう、最大限の努力を傾けて参ります。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715

理化学研究所 神戸事業所 研究支援部
Tel: 078-306-0111
IIB_kobe [at] riken.jp (※[at]は@に置き換えてください。 )

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