川合眞紀 理事長特別補佐がドイツのマックス・プランク協会フリッツ・ハーバー研究所と、UniCat (Unifying Concepts in Catalysis) 等が主催するGerhard Ertl Lecture Awardを受賞し、受賞講演および表彰式が12月4日にベルリンにて行われました。
本賞は、Gerhard Ertl 博士が2007年にノーベル化学賞を受賞したことを記念して創設され、表面科学研究に大きな影響を与えてきた研究者が受賞されています。今回の川合理事長特別補佐の受賞は、アジア人として、また女性としても初めての受賞でした。
受賞者のコメント
この度上記の賞をいただきました。表面科学研究に対する貢献が認められての受賞ですので、研究職としての現職である東京大学の教授としての受賞です。受賞に至った背景には、理化学研究所での主任研究員として過ごした20年あまりの研究成果があります。ここに改めて皆様に御礼申し上げます。
関連リンク
Fritz-Haber-Institut der Max-Planck-Gesellschaft : Gerhard Ertl Lecture 2015 (英語)

表彰式の様子(中央:川合理事長特別補佐)