理研では、毎月第3日曜日(4月を除く)に科学技術館4Fシンラドーム(東京都千代田区)で、研究者とのトークイベント「理研DAY:研究者と話そう」を開催しています。
フッ素は他の元素とくっつきやすく、フッ化物と呼ばれるフッ素の化合物を作ります。
このフッ化物は、とても安定していて壊れにくいので、最近ではフッ素を含む薬がとても多くなってきています。
研究しているときや新しい薬を作っているときには、この安定しているフッ化物のフッ素を他の元素に置き換えたい時があります。でも、とても安定しているフッ化物のフッ素を他の元素に置き換えるのはものすごく難しくて、世界中の研究者が挑戦していましたが、長い間だれも成功しませんでした。
5月の理研DAYでは、フッ素化合物中のフッ素を別の元素(ホウ素)に置き換えることに世界で初めて成功した丹羽さんが「『分子の作り方』の作り方」というテーマで皆さんとお話しいたします。
「フッ素って何?」
「分子って何?」
「分子はどうやって作るの?」
など詳しい話を直接研究者に聞いてみませんか?
理研DAYでは、研究者にいろんな質問ができ、研究者との対話が楽しめます。
皆さんのご来場をお待ちしております。
開催日 | 2018年5月20日(日) 第1回 14:00-14:30 / 第2回 15:30-16:00 |
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場所 | 科学技術館4階シンラドーム (東京都千代田区北の丸公園2-1) |
対象 | 一般入館者 |
参加費 | 無料 ※但し、科学技術館入館料は必要です |
定員 | 各回62名様 ※当日先着順。科学技術館4階シンラドームにおいでください。 |
研究者 | 丹羽 節(にわ たかし) 副チームリーダー (生命機能科学研究センター 分子標的化学研究チーム) |
問合せ | 理化学研究所広報室 outreach-koho [at] riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。 |