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2019年2月1日

理化学研究所

「シリーズ企画 第3弾 理研イブニングセミナー(東京)」開催決定!

シリーズ企画 第3弾 理研イブニングセミナーポスター

理研の研究成果と研究活動を産業界に伝え、連携に結び付けることを目的として、企業の方を対象にしたイブニングセミナーを開催します。シリーズ企画では、ファシリテーター役を務める企業の方からいただいたテーマに関連して、3回のセミナーを開催します。

時間 各回 17:30~18:40
※講演後に名刺交換などの交流の時間を設けます。
会場 理化学研究所 東京連絡事務所
東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング 15階(地図
対象 企業の方限定
定員 40名 先着順 ※事前申込制
参加費 無料
参加申し込み 参加ご希望の方は、会社名、氏名、メールアドレスを記載の上、件名を『(ご希望の開催日時)理研イブニングセミナー参加申込』として、下記のメールアドレス宛にお申し込みください。
例:『4月17日 理研イブニングセミナー参加申込』(複数回まとめて申込み可能)
Email: evening-seminar [at] riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。
〆切: 開催1週間前
ポスター シリーズ企画 第3弾 理研イブニングセミナーポスター
詳細 イブニングセミナー|理化学研究所イノベーション事業本部 企業共創部
イブニングセミナーの情報をお知りになりたい方は、上記ホームページをご覧ください。
お問合せ先 イノベーション事業本部 企業共創部 (イブニングセミナー事務局) 担当:米野
Tel:048-467-4346
E-mail:evening-seminar [at] riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。
スケジュール
第64回
2019年4月17日(水)
[東京開催]
阿部 英喜チームリーダーの写真

<シリーズ企画>「バイオマテリアルの機能制御と表面科学」①
「バイオベースポリマーの生分解メカニズムの解明に向けて」

環境中の微生物の作用によって分解される”生分解性”という機能を有するポリマーの開発は、自然環境保全の観点より、重要な課題であります。しかしながら、材料寿命に直結するこの機能を活用するためには、その反応機構を十分に理解し、用途展開を計る必要があります。生分解性を有するバイオベースポリマーの構造と生分解反応に関わるポリマー分解酵素との反応機構についてのこれまでの研究成果と今後の課題について紹介します。

発表者:阿部 英喜 (環境資源科学研究センター バイオプラスチック研究チーム)

第65回
2019年5月15日(水)
[東京開催]
藤田 雅弘専任研究員の写真

<シリーズ企画>「バイオマテリアルの機能制御と表面科学」②
「やわらかい分子の界面特性と相互作用」

高分子など大きな内部自由度を特徴とする有機物質(ソフトマター)が形成する界面(ソフト界面)は、外部との相互作用によって構造や性質が大きく変化する特性をもちます。ソフト界面はバイオマテリアルやバイオデバイスなどの性能を支配する重要な因子でありますが、その界面はしばしば従来の知識では理解できない不思議な現象がみられます。本講演では、ソフト界面特有の現象や物性を示しながら、これまで進めてきた特性解析や相互作用評価について紹介します。

発表者:藤田 雅弘 (開拓研究本部 前田バイオ工学研究室)

第67回
2019年6月19日(水)
[東京開催]
二本柳 聡史専任研究員の写真

<シリーズ企画>「バイオマテリアルの機能制御と表面科学」③
「新規非線形分光法が解き明かす血液適合性高分子界面の構造」

二次非線形分光法の一種である和周波発生分光法は、分子レベルの薄い界面領域の情報を(バルクを無視して)選択的に取得することが出来るユニークな手法です。さらに我々が開発した位相分解型の和周波発生分光法(ヘテロダイン検出和周波発生:HD-VSFG)を用いると界面分子の上下配向、さらには真の共鳴振動数の情報が得られます。本研究ではHD-VSFGを高分子/水界面に適用して界面の高分子と水の構造を調べました。特に代表的な血液適合性高分子であるPoly(2-methoxyethyl acrylate) (PMEA)の界面構造について議論します。

発表者:二本柳 聡史 (開拓研究本部 田原分子分光研究室)


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