
理研の研究成果と研究活動を産業界の方々にご紹介する場として、企業の方に向けたイブニングセミナーを開催します。
理研の技術活用をお考えいただくきっかけとしていただければ幸いです。
開催日 | 2019年10月2日(水) |
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時間 | 17:30-18:30 ※ 講演後に名刺交換などの時間を設けます。 |
場所 | 健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス三宮拠点「iKAfE (あいかふぇ)」 兵庫県神戸市中央区雲井通5-3-1 サンパル7階 |
対象 | 企業の方限定 |
定員 | 40名 先着順 ※ 事前登録制 |
参加費 | 無料 |
参加申し込み | 参加ご希望の方は、会社名、氏名、メールアドレスを記載の上、件名を『10月2日 理研イブニングセミナー参加申込』として、下記のメールアドレス宛にお申し込み下さい。 〆切: 2019年9月25日 |
詳細 | 第73回理研イブニングセミナーチラシ |
お問合せ先 | イノベーション事業本部 企業共創部 (イブニングセミナー事務局) Tel:048-467-4346 E-mail: evening-seminar [at] riken.jp ※ [at] は@に置き換えてください。 HP: イブニングセミナー|イノベーション事業本部 企業共創部 |
プログラム
「ゲノム編集技術「Triple CRISPR法」による次世代遺伝学の実現」
開催日: 2019年10月2日(水)
申込み〆切: 2019年9月25日(水)

発表者: 隅山 健太 ユニットリーダー
生命機能科学研究センター 高速ゲノム変異マウス作製支援ユニット
CRISPR/Cas9をはじめとする「ゲノム編集技術」の登場により、これまで困難だった生物のゲノム配列操作が極めて容易になりました。これにより、基礎的な動物実験から有用生物の開発や医療応用まで、さまざまな分野で革新が起きています。
遺伝子改変マウス個体を作製し遺伝子の機能を調べる従来の遺伝学実験では、マウスの交配が必要になるために、最終的に動物の表現型を観察できるようになるまでに一年以上の時間がかかってしまっていました。
私たちの開発している「次世代遺伝学」の技術を用いると、受精卵あるいはES細胞にゲノム編集を施すことで、交配をすること無く表現型解析に適したゲノム編集マウスを極めて短期間で得ることができるようになりました。 本セミナーでは応用の具体例を示しながら、ゲノム編集を取り巻く様々な話題を解説いたします。