YouTubeの理研公式チャンネル「RIKEN Channel」に新しい動画を掲載しました。
2019年12月18日にプレスリリースした「がんの未知なる特徴をAIが発見」を分かりやすく解説した動画です。
このプレスリリースの元となった論文(Nature Communications, 10.1038/s41467-019-13647-8)が同誌の物理部門において、2019年に最も多く読まれた「Top 50 Physics Articles」の第5位に選ばれました。
ぜひご覧ください。
プレスリリース解説 vol.2「がんの未知なる特徴をAIが発見」
理化学研究所の山本陽一朗チームリーダー、日本医科大学泌尿器科の木村剛准教授らの共同研究グループは、医師の診断情報が付いていない病理画像から、がんに関わる知識をAIが自力で獲得する技術を開発し、がんの再発の診断精度を上げる新たな特徴を見つけることに成功しました。本研究成果は、手術後の高精度ながんの再発予測法として、個々に合った治療選択に生かせるとともに、画像から新たな知識を獲得するための自動解析手法として役立ちます。さらに、ブラックボックスといわれているAIの解析根拠をひも解く一歩として、医療において安心して使用できるAIの実現に貢献すると期待できます。