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2020年7月2日

理化学研究所

「富岳」スパコンランキング4部門制覇を萩生田文科大臣に報告

松本紘理事長と美濃導彦理事、松岡聡計算科学研究センター長らが2020年7月2日、萩生田光一文部科学大臣を表敬訪問し、スーパーコンピュータ「富岳」が、世界のスーパーコンピュータに関するランキング4部門で世界一となったことを報告しました。また、松本理事長らから、各部門のベンチマークテスト1位を示す証明書4枚をあしらった記念の額を、萩生田文科大臣に手渡しました。

萩生田文科大臣からの「多くの関係者が開発に関わられたのか。」という問いに対して、松岡センター長は、「ナショナルプロジェクトとして日本の英知を集めて開発を行ってきた。利用者の意見を聞きながら、使われてこそ意義があるという意識で設計を進めたことが今回の栄冠につながった。」と説明しました。また、新型コロナウイルス対策に関する「富岳」の活躍について萩生田文科大臣は、「全体の設置・調整が7合目という段階で大きな成果が得られていることには正直、驚いている。今後も、関係の方々の協力をお願いしたい。」と期待を寄せました。

「富岳」は6月22日、世界のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議で発表されたスーパーコンピュータの性能ランキングで、演算速度性能を示す「TOP500」のほか、実アプリケーションの実行性能を示す「HPCG」及び「Graph500」、AI性能を示す「HPL-AI」の4部門で世界1位となりました。「富岳」は、これら4部門でトップの性能を獲得した史上初の「四冠機」です。

関連リンク

2020年6月23日お知らせ「スーパーコンピュータ「富岳」TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500において世界第1位を獲得

記念額とともに記念撮影の画像

記念額とともに記念撮影
(右から松岡センター長、萩生田文科大臣、松本理事長、美濃理事)

萩生田文科大臣と歓談する松本理事長、松岡センター長の画像

萩生田文科大臣と歓談する松本理事長、松岡センター長

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