国立研究開発法人理化学研究所(理研)は、第5期中長期目標計画期間における環境対策に係る基本方針を策定しました。
第5期中長期目標期間における環境対策に係る基本方針
私たちの地球を守りサステイナブルな社会を創造する研究所を目指す
理研は日本で唯一の自然科学の総合研究所として、グローバル・コモンズの維持および人と地球の健康の両立(プラネタリー・ヘルス)に向けて、研究活動を維持しつつエコロジカル・フットプリントを削減するというバランスを考えながら、持続可能に活用する社会の構築を目指す。それと同時に「政府がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の削減等のため実行すべき措置について定める計画 」(令和7年2月18日閣議決定)等を踏まえ、理研におけるエネルギーの使用、創出および調達等に対する環境配慮を充実させるとともに、理研での生活維持における行動変容をもたらすことにより、地球と共生しあるべき未来社会の創生に貢献する大きな温暖化ガスの低減を進め、2050年へ向けたカーボンニュートラルの実現を目指す。
Sustainability for Future 2050 -持続可能な将来へ-
- 1.研究とイノベーションで持続可能な地球を次世代へ
- 人類の未来に必要となる学知の創造と社会的課題の解決を同時に目指す
~持続可能な地球を守るため研究分野の科学的知見を俯瞰、分野を超えた有機的な連携~ - ネットゼロ※社会の実現へ向けた高度な研究を目指す
~理研の研究成果を活用し、アカデミア全体の活性化へ~
~産学官の新たな価値創造・成長機会の創出~
- 人類の未来に必要となる学知の創造と社会的課題の解決を同時に目指す
- 2.サステイナブルな研究所運営
- 2050年カーボンニュートラルを目指す
~再生可能エネルギーを利用した研究活動~ - 研究設備・機器を最大限に活用、カーボンフットプリント最小限の研究活動へ
- 2050年カーボンニュートラルを目指す
- 3.科学の力を世界へ届ける
- グローバルコモンズを守るための社会課題解決に対する理研の優れた研究成果等の発信