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2025年11月20日

理化学研究所

AI for Science開発用スーパーコンピュータの名称を募集

理化学研究所(理研)最先端研究プラットフォーム連携(TRIP)事業本部 科学研究基盤モデル開発プログラム(AGIS)[1]および計算科学研究センター(R-CCS)[2]は、2026年4月の運用開始を目指して「AI for Science開発用スーパーコンピュータ」の整備を共に進めています。2025年11月20日(木)14時から12月22日(月)17時までの期間で、この新しいスーパーコンピュータの名称を広く公募します。皆様からのご応募を心よりお待ちしております。

AI for Science開発用スーパーコンピュータとは?

  • 「AI(人工知能)を使った科学研究」のために特別に開発した、極めて速く計算できるコンピュータです。このコンピュータは「1秒間に10の18乗回(100京回以上)」の計算ができる「エクサフロップス」という単位で超高速計算ができ、AIの学習や推論に特化した性能となっています。
  • 現在稼働しているスーパーコンピュータ「富岳」[3]は、台風の進み方や新しい材料の発見など、たくさんのパラメーターを使う「シミュレーション(コンピュータ上の実験)」を得意とします。「富岳」と連携して使うことで、これまで難しかった「AI+シミュレーション」の複雑な研究も可能となります。

新しいスーパーコンピュータの名称については以下のことを期待します。

  • 1.社会に役立つ研究に使うスーパーコンピュータであることが伝わること
  • 2.日本国内のみならず、世界中の方々にとって親しみやすい名称であること
  • 3.「科学」に関連する要素が含まれているか、またはイメージできること
  • 4.科学者の研究を助けるAIの姿をイメージできること

募集要項

  • 1.応募資格
    個人であればどなたでも、お一人で複数の応募も可能です。
  • 2.応募期間
    2025年11月20日(木)14時から12月22日(月)17時まで。
  • 3.応募方法
    下記のウェブフォームから応募ください。
    AI for Science 開発用スーパーコンピュータ 名称募集 応募フォーム
    QRコード
  • 4.応募内容
    • 名称(日本語でもアルファベットでも可)
      ※日本語の場合、海外向けにはローマ字で表記します。ローマ字表記も指定したい場合はご記載ください。
    • 名称の読み仮名
    • 名称の解説(100文字程度、英語で応募いただく場合は30ワード程度)
    • 応募者氏名(ふりがな)
    • 応募者在住都道府県(国外在住の方は在住国)
    • 応募者メールアドレス
  • 5.留意事項
    応募に当たっては、下記の留意事項に同意いただいたものとさせていただきます。
    • すでに商標登録されているものは対象外となります。
    • 採用された名称・採用された方のお名前・在住都道府県(国外の方は在住国)はウェブページなどで公開させていただきます。(お名前・在住都道府県は非公開も可能です)
    • ハンドルネーム、偽名など本名以外での応募はご遠慮願います。
    • 採用された名称の全ての権利は無償で理研に譲渡していただきます。
    • 応募内容は、理研個人情報保護規程に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用されます。これらに記載されている個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。
    • 応募数が多い名称が採用されるわけではありません。
  • 6.その他
    採用された方には賞状、記念品の贈呈などを検討しております。
    (多数の場合は抽選になります)
  • 1.最先端研究プラットフォーム連携(TRIP)事業本部科学研究基盤モデル開発プログラム(AGIS):理研の研究プログラムの一つで、科学研究に用いる生成AI基盤モデルを開発しています。詳しい説明は、「科学研究基盤モデル開発プログラム(AGIS)」をご覧ください。
  • 2.計算科学研究センター(R-CCS):理研の研究センターの一つで、スーパーコンピュータの開発、運用を行っています。詳しい説明は、「理化学研究所 計算科学研究センター(R-CCS) 」をご覧ください。
  • 3.スーパーコンピュータ「富岳」:スーパーコンピュータ「京」の後継機。2020年代に、社会的・科学的課題の解決で日本の成長に貢献し、世界をリードする成果を生み出すことを目的とし、電力性能、計算性能、ユーザーの利便性・使い勝手の良さ、画期的な成果創出、ビッグデータやAIの加速機能の総合力において世界最高レベルのスーパーコンピュータとして2021年3月に共用を開始した。現在「富岳」は日本が目指すSociety 5.0を実現するために不可欠なHPCインフラとして活用されている。

お問い合わせ

理化学研究所 最先端研究プラットフォーム連携(TRIP)事業本部
科学研究基盤モデル開発プログラム(AGIS)
Email: agis_pr@ml.riken.jp

機関窓口

理化学研究所 広報部 報道担当
お問い合わせフォーム

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