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2020年8月7日

科学技術振興機構
理化学研究所
北海道大学

有機半導体の逆項間交差を理論予測

-有機EL材料の開発加速へ-

JST 戦略的創造研究推進事業において、理化学研究所 創発物性科学研究センター 創発超分子材料研究チームの相澤 直矢 研究員(JST さきがけ研究者)と夫 勇進 チームリーダー、北海道大学 大学院理学研究院 化学部門の原渕 祐 助教(世界トップレベル研究拠点プログラム 北海道大学 化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD) 協力研究者、研究当時 JST さきがけ研究者)と前田 理 教授(WPI-ICReDD 拠点長、JST ERATO 前田化学反応創成知能プロジェクト 研究総括)の共同研究グループは、有機ELディスプレイなどに用いられる有機半導体の発光効率に関わる逆項間交差の速度定数をコンピューターによる量子化学計算で予測する方法を開発しました。この予測法に基づき設計した有機半導体は、実際に107毎秒以上の高い逆項間交差速度定数を示しました。有機EL材料の開発を加速する理論先導型の手法として期待されます。

詳細は科学技術振興機構のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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