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2021年12月10日

東京大学
理化学研究所

従来のスピン一重項・三重項の枠組みを超えた超伝導クーパー対状態の発見、その制御も可能に

東京大学大学院新領域創成科学研究科の石原滉大大学院生、水上雄太助教、橋本顕一郎准教授、芝内孝禎教授、同物性研究所の山下穣准教授、同工学系研究科の増木亮太大学院生、野本拓也助教、平山元昭特任准教授(理化学研究所 創発物性科学研究センタートポロジカル材料設計研究ユニット ユニットリーダー)、有田亮太郎教授(理化学研究所 創発物性科学研究センター計算物質科学研究チーム チームリーダー)らの研究グループは、フランスのエコールポリテクニーク、ポーランド科学アカデミーと共同で、ハーフホイスラー超伝導体であるLuPdBiの超伝導状態を明らかにしました。

物質が超伝導状態になると2つの電子がペア(クーパー対)状態を形成し、その対状態のスピン構造によって超伝導状態が分類されます。しかし近年、従来のスピン一重項、三重項の枠組みを超えた新奇な対状態の可能性が理論的に指摘され、その実験的な検証が期待されていました。

詳細は東京大学大学院 新領域創成科学研究科のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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