2024年1月15日
東京大学
理化学研究所
日本医科大学
科学技術振興機構(JST)
膵臓がんにおける血液中の酵素活性異常の発見
-「個」の酵素活性の理解に基づく疾患診断技術の開発に向けて-
東京大学 大学院薬学系研究科の小松 徹 助教、坂本 眞伍 特任研究員(研究当時)、水野 忠快 助教、浦野 泰照 教授、理化学研究所 開拓研究本部の渡邉 力也 主任研究員、日本医科大学 大学院医学研究科の本田 一文 大学院教授らの研究グループは、半自動合成を用いた蛍光プローブの網羅的合成技術の開発をおこない、マイクロデバイスを用いた1分子酵素活性計測技術により血液中の様々なタンパク質加水分解酵素の活性を1分子レベルで解析する方法論を開発しました。さらに、これを用いて、早期膵臓がん患者の血漿(けっしょう)中においてエラスターゼ、CD13、DPP4などの酵素の活性異常が起きている様子を明らかにしました。
詳細は東京大学のホームページをご覧ください。
報道担当
理化学研究所 広報室 報道担当
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