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理研DAY:研究者と話そう!「SPring-8 ~極小世界を解き明かす巨大装置とは?」

理研DAY:研究者と話そう!「SPring-8 ~極小世界を解き明かす巨大装置とは?」の画像

理研は、オンラインで研究者と直接話ができるイベント「理研DAY:研究者と話そう!」を、6月21日(金)18:00-18:30に開催します。

SPring-8(スプリングエイト)は、兵庫県西播磨にある直径約500mの大きな円形の大型電子加速器です。電子をほぼ光の速さまで加速して太陽の100億倍も明るい「放射光」と呼ばれる光を作って、物質の原子・分子レベルでの形や性質を調べることができます。基礎から応用までの幅広い研究を行っている施設です。

電子を振動させると電波が出ますが、さらに速く振動させると光が出ます。SPring-8は、加速器を使ってとても速く電子を動かしてエネルギーの非常に強いX線を出す装置なのです。X線というと、皆さんはレントゲン写真を思い出すかもしれませんね。SPring-8のX線もレントゲン撮影やCT撮影に使われています。他には、小惑星リュウグウから持ち帰った岩石の観察、岩石の中の恐竜化石の観察、水素自動車の燃料電池の中の水の観察、道路のアスファルトの観察などにも使われています。また、X線を使って、いろいろな物質がどのような原子の並びかたで出来ているかもSPring-8で解析できます。これまでも、新薬開発につながるタンパク質の構造解析やタイヤの製品開発など、幅広い研究成果が生まれました。

今回の理研DAYでは、SPring-8とはどういう施設か、SPring-8のX線を使うと何を見ることができるのかをわかりやすく紹介します。予約不要で参加者のお顔は写りませんので、お気軽にご参加ください!

SPring-8を空撮した写真

SPring-8の空撮

社会インフラの劣化メカニズムをSPring-8でX線CTを用いて観察した図

社会インフラの劣化メカニズムをSPring-8でX線CTを用いて観察した。
左のイラストは、放射光用全自動X線CT装置。右の画像2つは、道路舗装試料(アスファルト)表面の新品と28年使われたものの比較。

理研DAY

研究者って、どうやって研究をしているの? 普段はどんな生活をしているの?
そんな疑問、質問を研究者に聞いてみませんか。


開催日 2024年6月21日(金)
時間 18:00-18:30
登壇者 石川 哲也(放射光科学研究センター センター長)
テーマ SPring-8 ~極小世界を解き明かす巨大装置とは?
対象 小学生~大学生、一般
視聴方法1 Zoomでの参加(予約不要)
  • アクセス先: Zoom(後日掲載予定)
  • Zoom ID: 944 2387 9691
  • パスコード: Riken-0621
  • Zoomに参加すると、研究者と直接話ができます。参加者のお顔は映りません。
    Zoom接続上限(500名)に達した場合は、YouTubeでご視聴ください。
  • Chromebookご利用の方へ
  • 開催当日、時間内にチャット等の質問に答えられなかった場合は、後日このページに回答を掲載する予定です。
視聴方法2 YouTubeでライブ配信予定。
視聴URL: 理研DAY:研究者と話そう!「SPring-8 ~極小世界を解き明かす巨大装置とは?」
アンケート 理研DAY アンケート
お問い合わせ 理化学研究所 広報室
Email: event-koho [at] riken.jp
※[at]は@に置き換えてください。

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