理研DAY:研究者と話そう!「レーザーで一刀両断!スパッと切れる光のヒミツ ー量子力学100年ー」
映画やゲームに登場する、なんでもスパスパ切ってしまうレーザービーム。カッコイイですよね。ところが、懐中電灯を振り回してみても、紙すら切れません。一体どうやったら、どんなものでもスパッと切れる光を作り出すことができるのでしょうか?
スパッとものを切ることができる光の誕生には、「量子力学」が深く関わっています。1917年、アルバート・アインシュタイン博士(1879-1955)が、光の量子力学的な性質によって光がどんどん強くなっていく現象を予言し、1954年にチャールズ・タウンズ博士(1915-2015)らがマイクロ波領域で実現しました(1964年ノーベル物理学賞受賞)。理化学研究所の霜田 光一博士(1920-2023)は、タウンズ博士とともに、光が強くなっていく過程でキレイに整理整頓されていくことを量子力学の理論に基づいて明らかにしました。この「キレイに整った光」こそが、どんなものでもスパッと切るための鍵なのです。
今回の理研DAYでは、こんな光の作り方を解説しながら、光で物質が切れる仕組みの謎にみなさんと一緒に挑みます。
参加予約は不要です。お気軽にZoomまたはYouTubeからご参加ください!

宝石をレーザー加工している様子
理研DAY
研究者って、どうやって研究をしているの? 普段はどんな生活をしているの?
そんな疑問、質問を研究者に聞いてみませんか。
開催日 |
2025年4月15日(火)![]() |
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時間 | 18:00-18:30 |
登壇者 | 谷 峻太郎 (光量子工学研究センター 光励起デジタルツイン理研ECL研究チームリーダー) |
テーマ | レーザーで一刀両断!スパッと切れる光のヒミツ ー量子力学100年ー |
対象 | 小学生~大学生、一般 |
視聴方法1 | Zoomウェビナー
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視聴方法2 | YouTubeでライブ配信 視聴URL: 理研DAY:研究者と話そう!「レーザーで一刀両断!スパッと切れる光のヒミツ ー量子力学100年ー」 ※研究者に質問したい方は、Zoomからご参加ください。 |
アンケート | 理研DAY アンケート |
お問い合わせ | 理化学研究所 広報部 Email: event-koho@riken.jp |