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理研シンポジウム: 重イオンビーム育種技術の実用化20年

理研が開発した重イオンビーム育種技術は、1996年からサントリーフラワーズや地方農業験場との共同研究に発展し、1998年照射サンプルより、3つの新品種育成し、広島市が2001年秋に切り花ダリア「ワールド」を、サントリーフラワーズが2002年春より不稔バーベナ「コーラルピンク」、2003年春より新色ペチュニア「ローズ」を販売した。近年、岩手県のヒエ「ねばりっこ2号」、山形県の食用菊「菊名月」など、作物への利用が広がり、市販品種は30を超えた。一方、ユーザーが希望する変異体を効率的に得るための「オンデマンド変異誘発技術」を開発するとともに、更に高エネルギーイオンビームを生物照射で利用できるように、WACAMEビームラインを整備した。ゲノム情報を本格的に利用できる時代となり、重イオンビーム育種技術の高度化、食料のみならずエネルギー・環境問題解決への貢献を目指して、加速器施設利活用について次の10年を考える。

開催日 2020年1月23日(木)-1月24日(金)
時間 23日 13:30-17:50、24日 10:00-12:00
対象 研究者
場所 鈴木梅太郎記念ホール
埼玉県和光市広沢2-1
言語 日本語
主催 イオン育種開発研究室
プログラム 理研シンポジウムのご案内「重イオンビーム育種技術の実用化20年」

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