理研シンポジウム: オルガノイドをテーマとする国際シンポジウム“2020 RIKEN BDR-CuSTOM Joint Symposium Virtual”
2020年3月にCOVID-19感染拡大の影響によりやむなく開催を延期しました本シンポジウムを、この度オンライン形式にて開催することとなりましたのでご案内いたします。
“オルガノイド(臓器もどき)”とは、幹細胞から人工的に作成した「ミニ臓器」のことです。臓器形成の仕組みの解明や、臓器を標的とした創薬、再生医療への応用などへの期待から、オルガノイド研究は近年の生命科学の大きなトピックとなっています。
理化学研究所生命機能科学研究センター(BDR)は、前身の一つである発生・再生科学総合研究センター(CDB)の時代から幹細胞研究で世界をリードする業績を上げており、幹細胞とオルガノイド研究を精力的に進めています。また、米国シンシナティ小児病院のオルガノイド医学研究センター(Center for Stem Cell and Organoid Medicine, CuSTOM)は、消化器、肝臓などの内胚葉性臓器のオルガノイド研究を推進する世界有数のオルガノイド研究センターです。2018年7月、BDRとCuSTOMは研究協定を結び、両者の強みを活かした連携のもとで共同研究ラボの開設や若手研究者の交流などが始まっています。
この度、BDRとCuSTOMは合同で、日本初となるオルガノイドをテーマとする国際シンポジウム“2020 RIKEN BDR-CuSTOM Joint Symposium Virtual”を2020年11月4日(水)~6日(金)にオンラインで開催いたします。本シンポジウムでは「Integrated organoid science: Stem cells, Engineering, Medicine」をテーマに、多彩な角度でオルガノイド研究を行う国内外の多数の研究者にご登壇いただきます。参加登録の受付を10月23日(金)午前10時(日本時間)まで行っておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。なお、定員に達し次第受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。
開催日 | 2020年11月4日(水)- 6日(金) |
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対象 | 研究者 |
場所 | オンライン(詳細は参加登録者に別途ご案内いたします) |
言語 | 英語(同時通訳はございません) |
参加費 | 無料 |
共催 | Center for Stem Cells and Organoid Medicine (CuSTOM), Cincinnati Children's Hospital Medical Center, USA |
後援 | 神戸医療産業都市推進機構 |
申し込み方法 | シンポジウムの詳細および参加申し込みは、下記特設サイトをご参照ください。 2020 RIKEN BDR-CuSTOM Joint Symposium Virtual トップページ |
お問い合わせ先 | 理化学研究所 生命機能科学研究センター センター長室(学術集会担当) 〒650-0047 神戸市中央区港島南町2-2-3 Email: bdrcustom2020 [at] ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。 |