理研シンポジウム: 理研ハッカソン オープンシンポジウム
―理研が進めるオープンサイエンスの実践―
国立研究開発法人 理化学研究所(理研)は自然科学を総合的に研究する日本唯一の研究所であり、分野を超えた多種多様でかつ大規模なデータを産出しています。
情報システム本部では、研究データの集約と利活用推進を図るための情報基盤「理研データ科学基盤」の整備を進めており、理研はこの基盤を活用し、ICT戦略に基づいたオープンサイエンスの実践に取り組んでいます。
理研ハッカソン 公開シンポジウムでは、研究データの利活用を最大化するにはどのような統合的戦略、基盤、技術が必要となるかを議論するために、研究分野を問わず、研究現場の第一線でデータ産出、集積、解析に携わる理研内外の研究者の方々にお集まり頂き、ご講演頂きます。
開催日 | 2021年3月22日(月) |
---|---|
時間 | 12:30-17:45(12:00開場) |
対象 | 研究者 |
場所 | オンライン開催 |
言語 | 日本語 |
主催 | 理化学研究所 情報システム本部 研究開発部門 |
共催 | 理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム、オープンライフサイエンスプラットフォーム |
詳細 | 理研ハッカソンオープンシンポジウムポスター |
事前登録 | 下記サイトにて、事前参加申し込みをお願いします。 令和2年度理研ハッカソン公開シンポジウム参加登録フォーム 参加申し込み数が定員に達した場合には,参加申し込みを締め切らせていただきます。 |
お問い合わせ先 | 理化学研究所 情報システム本部 研究開発部門 データ知識化開発ユニット Email: isc-dko-secretary [at] ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。 |
プログラム
2021年3月22日(月曜日)
12:00 | 開場 |
---|---|
12:30 | 開会挨拶 理化学研究所 美濃 導彦 |
セッション1(医科学)
健康・医療データを利用した予測に基づく疾患予防に向けたオープンサイエンスの推進
12:40 |
演題: 医療画像ビッグデータクラウド基盤の構築とAIによる医療画像解析技術の開発 講師: 国立情報学研究所 医療ビッグデータ研究センター 佐藤 真一 |
---|---|
13:10 |
演題: 生命医科学における記号処理とパターン認識の統合と拡張知性 (EI) 講師: 理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム 桜田 一洋 |
セッション2(物理学)
物理学におけるオープンサイエンスの推進と新たな潮流
13:55 |
演題: 天文・宇宙物理学分野におけるオープンサイエンス 講師: JAXA宇宙科学研究所 海老沢 研 |
---|---|
14:25 |
演題: 理研の物理学研究における研究データ戦略とその事例 ~原子核物理学を中心としたデータ利活用の拡大に挑戦~ 講師: 理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 櫻井 博儀 |
休憩
セッション3(生命科学)
農業生態系のデジタル化による新たな農業の展開
15:20 |
セッション概要説明 理化学研究所 バイオリソース研究センター 市橋 泰範 |
---|---|
15:25 |
演題: ムーンショット研究開発プロジェクトにおける農学の役割と達成目標 講師: 東京農工大学 千葉 一裕 |
16:00 |
演題: 人間活動に伴う窒素循環のかく乱とその解決に向けた取り組み 講師: 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター 林 健太郎 |
16:25 |
演題: 作物の効率的な改良のための環境応答のトランスオミクスモデリング 講師: 東京大学 農学生命科学研究科 岩田 洋佳 |
セッション4(生命科学)
生命科学分野におけるオープンサイエンスの推進
17:05 |
演題: 理研オープンサイエンスプラットフォーム 講師: 理化学研究所 生命機能科学研究センター 大浪 修一 理化学研究所 生命医科学研究センター 粕川 雄也 理化学研究所 バイオリソース研究センター 桝屋 啓志 |
---|---|
17:35 |
総括・閉会挨拶 理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム 桜田 一洋 |