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第33回国際シロイヌナズナ研究会議(ICAR2023)

植物科学研究全体に大きなインパクトをもたらす国際シロイヌナズナ研究会議(International Conference on Arabidopsis Research, ICAR)が、13年ぶりに日本で開催されます。本会議の開催準備委員会の委員長に理研環境資源科学科学研究センターからは、関原明チームリーダー(植物ゲノム発現研究チーム)と杉本慶子チームリーダー(細胞機能研究チーム)が就任し、国内外から多くの研究者を招き、オンサイト中心の大規模なハイブリット会議が計画されています。

第33回国際シロイヌナズナ研究会議(ICAR2023)のテーマは「Arabidopsis for SDGs」です。植物は、人類の生存に欠かすことのできない食料の供給やバイオマスの生産、ならびに温暖化より派生した地球規模の環境問題解決における主役です。シロイヌナズナ研究から環境応答や発生などに関する多くの重要因子がこれまで同定されていますが、今後もその流れは続くことが予想されます。また、今後はシロイヌナズナ研究と作物や樹木研究との一層の連携が望まれており、シロイヌナズナ研究から得られた知見を作物などに活用することにより、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を目指す研究も期待されます。

ICAR2023に関する情報は随時ICAR2023のホームページ(英語)にてアナウンスされます。多くの方がICAR2023に参加、発表され、これを機会に日本の植物科学研究がより盛り上がり、一層発展していくことを期待しております。

開催日 2023年6月5日(月)-9日(金)
対象 一般、企業の方、研究者
場所 幕張メッセ・国際会議場(千葉市美浜区中瀬2-1)およびオンライン
言語 英語
主催 ICAR2023開催準備委員会
委員長
  • 関 原明(理研環境資源科学研究センター 植物ゲノム発現研究チーム チームリーダー)
  • 東山 哲也(東京大学大学院理学系研究科 教授)
  • 杉本 慶子(理研環境資源科学研究センター 細胞機能研究チーム チームリーダー)
会議概要 シロイヌナズナを用いた最先端の植物科学研究会議です。基礎研究としてのシロイヌナズナ研究の成果発表と同時に、作物や樹木などへの橋渡し研究の新たな取り組みに関する発表が行われます。これまでの基礎植物科学の成果を農業や工業、医薬だけでなく、二酸化炭素の増加による地球環境温暖化の解決という長期的な研究にも大きな貢献を果たすものと期待される会議です。
詳細 詳細は、ICAR2023のホームページ(英語)をご参照ください。

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