「富岳」と量子で開拓する計算可能領域シンポジウム
理化学研究所（理研）とソフトバンク株式会社は、経済産業省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）が公募したプロジェクト「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業／ポスト5G情報通信システムの開発（委託）」における開発テーマ「（g1）量子・スパコンの統合利用技術の開発」に採択され、量子コンピュータとスーパーコンピュータ（スパコン）の連携利用を目指すプラットフォームの研究開発を、2023年11月より進めています。
このたび、「富岳」と量子で開拓する計算可能領域シンポジウムを以下の通り開催いたします。
シンポジウムはYouTube「理研チャンネル」にてライブ配信いたします。ぜひご覧ください。
| 開催日 | 2025年6月24日（火） |
|---|---|
| 時間 | 14:00-17:45 |
| 開催形式 | オンライン（アーカイブ配信あり） |
| 対象 | 研究者、学生、企業の方 |
| 言語 | 英語 |
| 主催 | 理化学研究所 計算科学研究センター、日本アイ・ビー・エム株式会社 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加方法・詳細 | 以下のリンクよりご覧ください。 |
プログラム
| 14:00-14:05 | 開会挨拶 松岡 聡（理化学研究所 計算科学研究センター センター長） |
|---|---|
| 14:05-14:30 | 「A roadmap to Fault-Tolerance」 ジェイ・ガンベッタ（IBM Quantum バイス・プレジデント、IBMフェロー） |
| 14:30-14:55 | 「Quantum Computers in Chemistry」 ケネス・メルズ（クリーヴランドクリニック） |
| 14:55-15:20 | 「Initial Experiences in New Drug Discovery using Quantum Computing」 ジェホ・チョン（延世大学 教授） |
| 15:20-15:45 | 「Towards Practical Quantum Computing for Quantum Chemistry with Quantum Selected Configuration Interaction」 水上 渉（大阪大学 量子情報·量子生命研究センター 教授） |
| 15:45-16:00 | 休憩 |
| 16:00-16:25 | 「Quantum Error-Corrected Computation of Molecular Energies」 山本 憲太郎（クオンティニュアム株式会社、Lead R&D Scientist） |
| 16:25-16:50 | 「Quantum Centric Supercomputing, Software focus towards quantum advantage」 アントニオ・コルコレス（IBM Quantum, Head of Quantum and HPC, Principal Research Scientist） |
| 16:50-17:15 | 「Chemistry Beyond Exact Solutions on a Quantum-Centric Supercomputer」 柚木 清司（理化学研究所 計算科学研究センター 量子系物質科学研究チーム チームプリンシパル） |
| 17:15-17:40 | 特別講演 「FugakuNEXT Project: Challenges for Post-Exascale Supercomputing in Japan」 佐野 健太郎（理化学研究所 計算科学研究センター AI for Scienceプラットフォーム部門 次世代AIデバイス開発研究ユニット ユニットリーダー） |
| 17:40-17:45 | 閉会挨拶 杉田 有治（理化学研究所 計算科学研究センター 副センター長） |
モデレーター
小野寺 民也（理化学研究所 計算科学研究センター 量子HPC連携プラットフォーム部門 副部門長）