理化学研究所「量子科学誕生100年記念シンポジウム「量子」ってなに!?」
最近ちまたで、「量子コンピュータ」や「量子暗号」といった言葉を聞きませんか?
思い起こせば、これまでも「量子」は私達の日常でもときどき耳にしてきた言葉でした。私たちが日ごろ使っている化学薬品やスマートフォン、ソーラーパネル、照明などに使われているLEDもみんな「量子」に基づいて働いているのです。それどころか、植物が行う光合成にも、我々を照らす太陽が燃える仕組みや、質量の起源にもみな「量子」が関わっているって知っていますか?
さらに、かつてノーベル賞を受賞した湯川 秀樹 博士、朝永 振一郎 博士の業績は「量子」理論そのものでしたし、江崎 玲於奈 博士のエサキダイオードも「量子」のトンネル効果を利用しており、また福井 謙一 博士が分子の反応性を説明したフロンティア軌道理論も「量子」の軌道が関係していました。
今年、量子科学は誕生から 100年を迎えます。それを記念して、国際連合(国連)は2025年をユネスコの「国際量子科学技術年」と制定しました。これを受け理化学研究所では、一般の方を対象とした「量子科学誕生100年記念シンポジウム 「量子」ってなに!?」を開催します。
「量子」とは何なのか?「量子」が私たちの社会生活のどこで使われているのか?さらには、100年前に人類が「量子」を発見したことにより科学がどう変わったのか?などについて豪華な講師陣が分かりやすく解説します。ノーベル物理学賞を受賞された小林 誠 博士も登壇します。
「量子」ついて、知りたくありませんか?さぁ、「量子」の世界に触れてみましょう!皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日 | 2025年7月12日(土) |
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時間 | 13:00-17:00頃(予定)(開場:12:30) |
場所 | JPタワー ホール & カンファレンス 4F (東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 KITTE 4階) JR東京駅 徒歩約1分 丸の内線東京駅 地下道より直結 |
対象 | 高校生以上(小学生~中学生もご興味があれば参加可能です) |
定員 | 500名(先着順) |
参加費 | 無料 |
主催 | 理化学研究所 |
共催 | 仁科記念財団 |
講師 |
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詳細 |
プログラム詳細は以下の特設サイトをご覧ください。
お申込みは以下のフォームよりご登録をお願いします。
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お問い合わせ | 量子科学誕生100年記念シンポジウム「量子」ってなに!? 事務局 (理化学研究所 仁科加速器科学研究センター内) Email: riken_quantum100th@ml.riken.jp |