4日12日に、谷口直之グループディレクター(基幹研究所システム糖鎖生物学研究グループ)が、以下の業績により、第101回日本学士院賞を受賞することが発表されました。 この賞は、学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対して贈呈されます。授賞式は6月に行われる予定です。
受賞者:谷口 直之
基幹研究所 システム糖鎖生物学研究グループ
受賞業績:糖鎖生物学、とくにN-結合型糖鎖の病気での重要性についての先駆的業績
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受賞者のコメント
身に余る光栄ですが、これまで我が国の多くの先達が培った糖鎖科学の国際的な成果を微力ながら発展させるとともに、基幹研究所のケミカルバイオロジー領域の一員として、糖鎖生物学を融合研究へ発展させたいと思います。
略歴
1972 | 北海道大学大学院医学研究科第一生化学講座 博士課程修了 |
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1976 | 米国 コーネル大学医学部 客員助教授 |
1978 | 北海道大学医学部癌研究施設 助教授 |
1986 | 大阪大学医学部生化学講座 教授 |
2006 | 同 名誉教授、同 微生物病研究所 寄附研究部門 教授 |
2007 | 理化学研究所 システム糖鎖生物学研究グループ グループディレクター(現職) |
2009 | 大阪大学産業科学研究所 寄附研究部門 教授 |
2011 | 大阪大学産業科学研究所 招聘教授(現職) |