2012年3月7日
理化学研究所
理研-マックスプランク連携研究センターのキックオフシンポジウムを開催システムズケミカルバイオロジー分野の連携研究を推進し、同分野で世界をリードする拠点となることを目指す
2012年3月6日から7日にかけて、ドイツのドルトムントにあるマックスプランク分子生理学研究所において、理研-マックスプランク連携研究センターのキックオフシンポジウムを開催しました。
本連携研究センターでは、マックスプランク分子生理学研究所のHerbert Waldmann所長、マックスプランクコロイド界面研究所のPeter Seeberger所長、ならびに理研基幹研究所の長田裕之領域長、谷口直之グループディレクターが参画し、システムズケミカルバイオロジー分野の連携研究を推進し、同分野で世界をリードする拠点となることを目指しています。
シンポジウムに先立ち、玉尾皓平基幹研究所所長、ケミカルバイオロジー研究領域の長田裕之領域長、吉田稔グループディレクター、谷口直之グループディレクターらがベルリンのマックスプランク研究協会サイエンスギャラリーを訪れ、マックスプランク本部関係者およびドイツ連邦教育研究省のEvelyn Obele博士と会談した。その後、在ドイツ日本国大使館の中根猛特命全権大使を表敬訪問し、本連携研究センターの活動を紹介しました。
シンポジウムでは、マックスプランク協会の副会長であるMartin Stratmann博士と玉尾所長が開会の挨拶を行い、理研関係者30数名、マックスプランク関係者110名ほどの参加者を得て、これまでの研究成果をもとに活発な議論が展開されました。今回のシンポジウムを契機とし、両者によるケミカルバイオロジー研究の発展が大いに期待されています。
関連リンク
マックスプランク協会ホームページ(ドイツ語)
キックオフシンポジウム開催の記事(英語)
マックスプランク協会のサイエンスギャラリーにて
在ドイツ日本国大使館訪問
左から、谷口グループディレクター、長田領域長、玉尾所長、Dr. Martin Stratmann (Vice President of Max Planck Society)、Prof. Dr. Herbert Waldmann、Prof. Dr. Peter Seeberger
シンポジウムに参加された方々
シンポジウム開会式の風景