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2012年6月1日

理化学研究所

理研と米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)がスピン物理プログラムに関する共同研究協定の延長に調印

5月29日(火)、理化学研究所と米国・ブルックヘブン国立研究所(BNL)は、共同で推進している“スピン物理”に関する研究をさらに強力に推進するため、川合眞紀研究担当理事とSamuel Aronson BNL所長との間で、2018年まで延長する協定に調印しました。

理研は1995年よりBNLとの協力のもと、超大型衝突型重イオン加速器(RHIC リック)内に陽子偏極装置、大型検出器(PHENIX フェニックス)などの建設を行ってきました。2001年12月には、偏極させた陽子ビームの加速・衝突に世界で初めて成功、2002年と2007年に協力関係の延長を重ね、2010年にはRHICの原子核衝突実験では、宇宙創成直後に匹敵する4兆度という超高温状態を実現していることを検証するなど、両者は互いに協力しながらRHICを用いた“スピン物理”研究のめざましい成果を輩出しております。

参考
ブルックヘブン国立研究所(BNL)(英語)

川合研究担当理事とSamuel Aronson所長の写真

川合研究担当理事とSamuel Aronson所長により協定調印

協定調印後の集合写真

協定調印後、米BNLにて

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