本日の大阪市報道発表のとおり、理化学研究所と大阪市、国立大学法人大阪大学及び公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所は、協定書を締結しました。
この協定のもと、理研は、大阪市所有の土地・建物等、大阪大学の建物等を無償譲渡され、大阪バイオサイエンス研究所の残余財産の贈与を受けることとなりました。
大阪バイオサイエンス研究所は、昭和62年の創立以来、生命科学分野において数々の独創性あふれる成果をあげてこられました。大阪バイオサイエンス研究所及び大阪大学にかかる貴重な財産を理化学研究所が受け継ぐことは、大変な栄誉であり、大阪市、大阪大学、大阪バイオサイエンス研究所をはじめ、関係の皆様のご高配に心より感謝申し上げます。
理研は大阪バイオサイエンス研究所が実践された最高水準の研究への取り組みに深く敬意を表し、受け継いだ研究施設等は、有効に活用し、引き続き世界最高水準の研究を推進していきたいと考えております。今後とも地域ならびに関係機関との一層の連携に努め、我が国のみならず世界の科学技術の発展に貢献して参ります。