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2015年11月25日

理化学研究所

韓国未来創造科学部Yanghee Choi長官ご一行が理化学研究所を訪問 −理化学研究所と韓国基礎科学研究院との間で包括協定を締結

2015年11月25日、韓国未来創造科学部のYanghee Choi長官、韓国基礎科学研究院のDoochul Kim院長他ご一行が理化学研究所(理研)を訪問されました。また、今回のご訪問にあわせて、理研と韓国基礎科学研究院(IBS)との間で、包括協定を締結しました。

包括協定の調印式に先だって、まず、理研の松本紘理事長が歓迎の挨拶を述べ、理研を紹介しました。続いて、Choi長官から「100年の歴史を持つ研究機関をぜひ訪問したいと思っていた。また、この訪問を機会に、科学技術政策などに関して、強いリーダシップを発揮されている松本理事長に助言いただき、色々と学びたいと思っている。IBSは、韓国の基礎研究を担うため、日本の理研やドイツのマックスプランク協会をモデルとして設立しており、現在、25の研究センターが研究を推進している。理研と協力し、国際社会への貢献や人類の発展に寄与する研究を推進してもらいたい」と挨拶されました。また、IBSのKim院長は「これまでの研究者間の交流から、今後は、機関と機関との間での協力が推進できることになり、大変嬉しく思っている。IBSとして、実質的な研究が推進できるように支援していきたい」と述べられました。

その後、IBS傘下のRare Isotope Science Projectと協力関係にある理研仁科加速器研究センターを視察されました。

「IBSについて」
2011年設立の韓国初の基礎科学を専門とする国立研究所で、現在、25の研究センター(物理8、化学6、生命科学8、数学1、融合研究2)からなり、2017年までに研究センター50、スタッフ3,000名(客員研究員や学生を含む)を予定している。基礎研究において世界を牽引する研究所となり、①長期・大規模な基礎研究の推進、②基礎研究における未来のリーダーの育成、③国際的な基礎研究ネットワークの構築、をそのビジョンとしている。

調印式後の記念写真:調印書を持つ松本理事長、Choi長官、Kim院長

調印式後の記念写真
左から松本理事長、Choi長官、Kim院長

仁科加速器研究センターの「EURICA(ユーリカ)」前での集合写真

仁科加速器研究センターの「EURICA(ユーリカ)」ご視察

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