
『理研ニュース』2017年5月号、本日発行しました!
今月号の「研究最前線」は、物質を急速に冷やすと普通とは異なる電子状態「準安定相」の物性が現れることに着目し、物質の性質を探る物性物理学にまったく新しい視点を持ち込もうとする取り組みを紹介した「急冷で電子の『準安定相』を生み出す」と、生命機能とマイクロデバイスを組み合わせた独創的な新原理の機械開発や、生化学実験の高効率化のための技術開発への取り組みを紹介した「世の中にない独創的なデバイスをつくる」の2本です。ぜひご覧ください!
目次
- 研究最前線
急冷で電子の「準安定相」を生み出す
世の中にない独創的なデバイスをつくる - 特集
革新知能統合研究センターの研究戦略 ~杉山 将 AIPセンター長に聞く~ - FACE
iPS細胞で精神疾患の克服に挑む研究者 - TOPICS
ニホニウム(Nh)命名記念式典を開催
理研百周年・BSI 20周年記念シンポジウム「脳科学と社会の未来」開催報告 - 原酒
仕事と山と海と友達と
「研究最前線 世の中にない独創的なデバイスをつくる」で取材した田中 陽(たなか よう)ユニットリーダー(生命システム研究センター 集積バイオデバイス研究ユニット)が研究内容を60秒で解説したビデオもあります。記事と合わせてこちらもご覧ください!