雨天にも関わらず316名の皆様にご来場いただきました。ありがとうございました。
仙台地区では、「テラヘルツが未来を切りひらく」をテーマに講演会や実験教室の他、6つのイベントを行いました。
当日の様子を一部紹介します。
実験教室
「静電気と電磁波のマジック」というテーマで、身近な材料を使って無線の受信装置となるコヒーラーを作製し、電磁波を受信する実験を行いました。静電気を起こして電磁波を発生させるとコヒーラーにつけたLEDが点灯し、喜びの声が上がりました。また、針金を使ってアンテナを作り遠くまで電波を飛ばせるか、参加者の皆さんが楽しんで実験を行っていました。
金の鏡を作ってみよう!
スライドガラスに金を蒸着して自分だけのオリジナルの鏡を作るというこのイベントは毎年とても盛況です。
今回の整理券もすぐに配布終了となるほどの人気でした。参加された皆さんは金の鏡に自分の名前等を入れる作業を真剣にしていました。皆さん出来上がった鏡を嬉しそうに持ち帰られました。
見えない光で遊んでみよう!
特殊なカメラを使って人の体が発する赤外光を見るコーナーでは自分の顔から出る赤外光を見て喜ぶ子供の姿や、温度の高さに応じて電磁波が出る原理を熱心に聞いている参加者の姿が見られました。
また、紫外光をお札やジュース等、色々なものに当て、中に含まれている蛍光物質を光らせてみようというコーナーでも、皆さん興味深く体験されていました。
光迷路を解いてみよう!
レーザー光線と鏡で複雑な迷路が作られており、参加者はレーザー光線がゴールにたどり着くように、真剣に鏡を動かしていました。レーザー光線が見事ゴールにたどり着くと音が鳴り、参加者達は喜びの声を上げていました。
悪天候の中、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
これからも地域の皆様が科学に興味を持っていただける、科学にふれあう場所となる一般公開になるよう努力していきます。来年度も皆様のご来場をお待ちしております。