20世紀末から21世紀初頭にかけて生命科学は飛躍的に発展しました。ヒトゲノム(全遺伝情報)の完全解読に代表されるように生命を形づくる部品のほぼすべてが分かる時代になりました。これからは、それらの部品がどう協調して、細胞という複雑な有機体を作っているのかを理解する必要があります。
生命システム研究センター(QBiC)では、これまでの生物学に加えて、1分子の解像度で分子の動きを測る最先端の計測技術、世界一の速さを誇るスーパーコンピュータを使った分子の動きと細胞機能のシミュレーション、時間変動する細胞機能を試験管内で再構成する合成生物学を駆使して、細胞とは何か、生命とは何かを理解しようとしています。
そのQBiCのエッセンスを皆さんと共有するために、初日の講義に続く3日間の実習のトレーニングコースを用意しました。これからの生命科学で活躍したい若い学生さんの参加を心待ちにしています。
開催日 | 2018年2月5日(月)-8日(木) |
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場所 | 講義:理化学研究所 生命システム研究センター 生命システム研究棟(QBiC棟)B棟 実習:理化学研究所 生命システム研究センター QBiC棟A.B棟 / 大阪大学生命機能研究科・生命システム棟 / 理研神戸キャンパス アクセス |
対象 | 生命科学研究に関心のある大学学部生および修士学生 |
参加費 | 無料 ※要事前申し込み (実習コースに参加される方を対象に、旅費および宿泊費を理化学研究所が負担します。) |
詳細 | QBiCスプリングコース2018 ※プログラム、申し込み方法等は上記サイトをご確認ください。 |
問合せ | 理化学研究所 生命システム研究センター 青木高明 〒565-0874 大阪府吹田市古江台6-2-3 Tel: 06-6872-4810 Fax: 06-6872-2841 Email: qbic-springcourse[at]riken.jp (※[at]は@に置き換えてください。) |