理化学研究所はロシアのエイドス社、及び理研ベンチャー[1]の一社である株式会社ダナフォームとの間で2016年12月16日に携帯型感染症診断システムの実用化開発に向けた基本合意書を締結しました[2]。
そして2017年4月24日、同システム開発を更に加速するべく、三者の共同研究契約を締結しました。4月27日に開催された日露首脳会談の後、本プロジェクトを含む日露経済協力プロジェクトに関して署名文書交換式がモスクワのパシュコフ・ハウスで行われ、両国首脳より各プロジェクトを通じた両国の協力関係の進展について期待が寄せられました。
補足説明
- 1.理研の研究成果を中核技術として起業し、一定要件を満たすことで理研から認定を受けた企業群。
- 2.2016年12月16日トピックス「エイドス社(ロシア)及びダナフォーム社(日本)との基本合意書を締結」
共同研究契約調印の模様
左から、(株)ダナフォーム社の辻丸光一郎(代表取締役社長)、理研予防医療・診断技術開発プログラムの林崎良英プログラムディレクター、エイドス社のレナール・ヴァリーフ社長
署名文書交換式の模様
左から、辻丸代表取締役社長、理研の板倉周一郎理事、ヴァリーフ社長