4月20日(土)、2019年度の和光地区の一般公開を開催しました。好天にも恵まれ、約8,300名の皆さまに足を運んでいただき、盛況のうちに終了しました。この場を借りて御礼申し上げます。当日の様子を一部ご紹介いたします。
研究室公開:研究者と話してみよう!
和光地区にある物理・化学・脳科学・生物学・工学などの各分野100を越える研究室が公開を行い、来場者と研究者が熱心に話をする姿が各研究室で見られました。また、分光器の作製、-195度の超低温の体験、脳の神経細胞を染色して観察するなど、体験学習できるコーナーも盛況でした。さらに、理系分野への進学をめざす女子中高生の皆さんを対象とした個別相談会、初めての試みとして英語によるサイエンスカフェを開催しました。
特別講演会とサイエンスレクチャー:最先端科学を学ぼう!
理化学研究所で研究されている最先端の科学をじっくり理解していただくことを目的とし、3つの特別講演と4つのサイエンスレクチャーを実施しました。特に今回は、中高生に限定したレクチャーを設けました。その回では研究だけではなく、研究者自身のキャリア形成についてもお話ししました。また、理研が国際周期表年(IYPT2019)に協賛にしていることから、周期表についての講演も行いました。
来年もお待ちしています!
今年も各研究室が創意を凝らし、盛りだくさんの一般公開となりました。来場者の方から「来年も来たい!」「科学を身近に感じた」との感想を頂いております。
また今年から、ツイッターで、講演会・体験イベント・食堂の混雑状況、シャトルバスの運行状況などの状況をリアルタイムで配信しました。さらに、参加されたフォロワーからリツイートを数多くいただきました。
来年の一般公開は、4月18日(土)に開催する予定です。ご来所をお待ちしております!