『理研ニュース』2019年6月号、本日発行しました!
今月の「研究最前線」は、切ってもすぐにくっつくポリマーの発明と、宇宙誕生の謎にせまる陽子・反陽子の研究の2つを紹介します。
実験の合間のふとした発見が、これまでにないポリマーの発明につながりました。伸び率が大きく、形状記憶の温度を自在に操れる、そのうえ切れてもすぐに元通りになるポリマー。いったいどうしてそんな性質が実現したのでしょう?
宇宙の始まりには、物質と反物質が対になって生まれたと考えられています。ところが今日、私たちのまわりには物質だけからなる宇宙が存在しています。反物質が消滅してしまったのはなぜか?そもそも物質と反物質の違いとはなんなのか?
また今月号から、新企画「私の科学道100冊」がスタート。理研の研究者が、自身の研究や人生に影響を与えた本について語ります。
ぜひご覧ください!
目次
- 研究最前線
切れてもまたつながる機能性ポリマー
反陽子と陽子の基本的な違いに迫る - 特集
革新的AIで未来社会を拓く - 私の「科学道100冊」
親子関係を脳科学の言葉で語る - TOPICS
平井内閣府特命担当大臣が革新知能統合研究センターを視察
国際周期表年2019
理研「桜舞賞」表彰式を挙行 - 原酒
巨星墜つ