『理研ニュース』2019年7月号、本日発行しました!
今月の「研究最前線」は、不安や恐怖がどこから生まれるのかを調べる二つの研究をご紹介します。
病気になると気持ちが沈んだり、不安になったりする人は多いでしょう。その気持ちは、お腹の中の免疫細胞から生まれているのかもしれません。一つ目の研究最前線では、「第二の脳」といわれる腸管と腸内細菌の働きを調べる研究について紹介します。
怖い思いをしたときに聞いた音を、再び耳にすると恐怖体験がよみがえる。そんなことはありませんか。恐怖の記憶には、何らかの条件付けが起こることがあります。二つ目の研究最前線では、恐怖記憶が形成される仕組みと、その記憶を忘れる仕組みを解き明かします。
ぜひご覧ください!
目次
- 研究最前線
腸内細菌と免疫と脳、その密なる関係
恐怖記憶の形成と消去の仕組みを探る - FACE
がんを標的にする魚雷形ナノカプセルを世界で初めて開発した研究者 - SPOT NEWS
ジルコニウム奇数同位体の選択的なイオン化 - 私の「科学道100 冊」
真理に向かって突き進む - 海外事務所から
理研と中国をつなぐ北京事務所 - TOPICS
ポスト「京」の名称、「富岳」に決定
仙台地区と筑波地区で一般公開を開催
柴山昌彦文部科学大臣が理研和光地区を視察
新研究室主宰者の紹介 - 原酒
「忘れたころ」の手前にいます