理化学研究所は9月14日（土）、「静岡県男女共同参画センターあざれあ」にて「科学講演会」を開催しました。理化学研究所が戦前、静岡に建設したアルマイト加工工場を起源として創業した「理研軽金属工業（株）」との縁もあり、今回、静岡で開催する運びとなりました。
講演会では小谷元子理事による特別講演の後、脳神経科学研究センター 言語発達研究チームの馬塚れい子チームリーダーによる講演（赤ちゃんはどうやって母語の母音や子音が聞こえるようになっていくんだろう？）と、環境資源科学研究センター 環境代謝分析研究チーム の菊地 淳チームリーダーによる講演（“海を耕す”新時代を目指す環境診断と予測）が続きました。
また、講演会の他に、理化学研究所の歴史や研究成果が分かる「理研展」及び広報活動として進めている「科学道100冊」展も開催しました。特に「理研展」では、理研軽金属工業（株）の協力をいただき、アルマイト加工製品なども展示しました。
講演会には、250人ほどの方にご参加いただきましたが、特に高校生や女性の来場者も多くいらっしゃいました。来場者の皆様にお礼を申し上げます。また、ご後援をくださった「静岡県」、「静岡県教育委員会」、「静岡市」、「静岡市教育委員会」、「静岡新聞社・静岡放送」、そして展示にご協力くださった「理研軽金属工業（株）」の皆さまにも改めてお礼を申し上げます。
