![壇上で挨拶を述べる小安重夫理事](/medialibrary/riken/pr/news/2019/20191220_1_1.jpg)
2019年11月22日、埼玉大学・理化学研究所 連携大学院30周年記念の会を、国立大学法人埼玉大学シアター教室で開催しました。
埼玉大学・理化学研究所 連携大学院は1989年(平成元年)に我が国初の連携大学院として設置され、今年30周年を迎えました。連携大学院は、研究機関と大学間の研究者の交流を活発化し、研究活動を一層活性化させることを目的とした制度です。
最初に、坂井貴文埼玉大学理工学研究科長が「開式のことば」で当時の埼玉大学の状況を振り返り、山口宏樹埼玉大学長及び小安重夫理化学研究所理事から当時のエピソードを交えた挨拶が行われました。続いて、伏見譲埼玉大学名誉教授、柴田武彦名誉研究員により連携大学院設置に至る経緯や連携の重要性について挨拶がありました。さらに、連携大学院の初代修了者である王青躍教授(埼玉大学大学院理工学研究科)から「大気汚染と花粉症」、堂前直ユニットリーダー(理化学研究所環境資源科学研究センター生命分子解析ユニット)から「バイオロジカルマススペックと理研埼玉大連携大学院30年」と題し、講演が行われました。埼玉大学からは歴代の理工学研究科長を始めとする名誉教授、教員、学生及び事務職員、理化学研究所からは、元連携教員、連携教員、連携大学院修了生及び事務職員ら、約100名が参加しました。
今回の記念の会を一つの節目とし、今後も両機関の連携強化が期待されます。
![左:柴田武彦名誉研究員、右:伏見譲名誉教授 並んでの写真](/medialibrary/riken/pr/news/2019/20191220_1_2.jpg)
![講演中の堂前直ユニットリーダー](/medialibrary/riken/pr/news/2019/20191220_1_3.jpg)
![開催中の埼玉大学シアター教室の様子](/medialibrary/riken/pr/news/2019/20191220_1_4.jpg)