スーパーコンピュータ「富岳」は、2019年12月3日より計算科学研究センターへの設置が進められてきましたが、5月13日をもって、すべての筐体の搬入が完了しました。
新型コロナウイルス感染拡大による困難な状況の中、富士通株式会社をはじめとする関係者が工夫を重ね、予定どおり搬入を完了することができました。今後、2021年度の共用開始を目指し、各種の調整作業等を行っていきます。
なお、理化学研究所(理研)は、文部科学省と連携し、新型コロナウイルス感染症対策に貢献する研究開発に、調整作業中である「富岳」の計算資源を可能な限り供出し技術的サポートを行う取組を行っており、現在、5つの研究課題が実施されています。
理研としては、今後も、「富岳」が科学の発展のみならずSociety5.0の実現に貢献するイノベーションの面でも大きな成果が創出されるよう取り組んでまいります。
研究支援
- 2020年4月24日お知らせ「新型コロナウイルス対策を目的としたスーパーコンピュータ「富岳」の優先的な試行的利用 実施課題の追加について」
- 2020年4月7日お知らせ「新型コロナウイルス対策を目的としたスーパーコンピュータ「富岳」の優先的な試行的利用について」
- 2019年12月3日お知らせ「スーパーコンピュータ「富岳」搬入開始」
- 2019年5月30日お知らせ「「Society 5.0に向けた高性能計算科学研究支援及び研究者育成支援に関する寄附金」の募集について」