理研は、これまで科学技術館(東京都千代田区)で開催していた研究者と直接話ができるイベント「理研DAY:研究者と話そう!」を、7月から新型コロナウィルスの感染拡大防止を考慮し、オンラインで開催することといたしました。
7月31日の理研DAYのテーマは「代謝の多様性が分かる最先端技術」です。
皆さんは代謝という言葉を聞くと、何をイメージするでしょうか?たとえば、基礎代謝を上げて脂肪燃焼!などかもしれません。代謝とは、科学分野では生体内で起こる化学反応(化合物Aを化合物Bに変換)のことです。すべての生命は、外界の刺激に対してこの代謝のバランスを常に変化させながら(つまり環境に適応しながら)生命活動を維持しています。また、ヒトや動物ではこのような代謝システムが破綻すると病気につながりますし、植物では代謝によって合成される化合物が人にとっての薬になったりします。理研DAYでは、このような代謝を理解する上で必要となる最新のテクノロジー(メタボローム解析)とコンピューター技術によって解き明かされる代謝の多様性を軸に生命を理解しようとする津川さんといろんなお話をします。

「代謝って何?」
「代謝はどのように解析するの?」
「生命の何がわかる?」
など詳しい話を直接研究者に聞いてみませんか?
開催日 | 2020年7月31日(金) |
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時間 | 18:00-18:30 |
登壇者 | 津川裕司 研究員(環境資源科学研究センター メタボローム情報研究チーム) |
テーマ | 代謝の多様性が分かる最先端技術 |
対象 | 小学生~大学生、一般 |
お申込み・視聴方法 | お申込み・視聴方法はイベントページ(理研DAY:研究者と話そう!「代謝の多様性が分かる最先端技術」)をご覧ください。(終了しました) |