西村康稔経済再生担当大臣は、2020年7月19日、渡海紀三朗衆議院議員、松本剛明衆議院議員、盛山正仁衆議院議員、関芳弘衆議院議員、山田賢司衆議院議員、藤井比早之衆議院議員、加田裕之参議院議員らとともに、理化学研究所（理研）神戸地区の計算科学研究センター（R-CCS）を視察されました。西村大臣ご一行は、スーパーコンピュータ「富岳」を間近からご覧になり、松岡聡センター長の説明に熱心に耳を傾けておられました。
講堂に移り、松本紘理事長らと挨拶を交わした後、松岡センター長から、スーパーコンピュータの世界ランキング4部門で世界一を獲得したことの意義や、「富岳」を用いた新型コロナウイルス関連研究に関する概要等を紹介しました。また、理研医科学イノベーション推進プログラムの奥野恭史副プログラムディレクターより、新型コロナウイルスの治療薬候補の探索について、理研R-CCSの坪倉誠チームリーダーより、室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策について、最新の解析結果を踏まえた研究成果を説明しました。
その後の意見交換で西村大臣は、新型コロナウイルス対策をはじめとして、世界ランキングで4冠を達成した「富岳」のさらなる利活用の促進に期待を寄せられました。
「富岳」を前に記念撮影
（左から小安重夫理事、松本理事長、西村大臣、松岡センター長）
意見交換で積極的に質問する西村大臣（左側、前列奥から3人目）