
今月の「研究最前線」では、ヒトの脳の働きを数理モデルから解き明かそうとする研究と、革新的な培養・解析技術で土壌の微生物を調べ、「新しい農業」の実現を目指す研究を紹介します。
私たちの脳は、無数の神経細胞がつくるネットワークで情報処理を行っています。研究チームは数理学的な手法で、脳の活動の手がかりとなる心理実験を説明づけることに成功。脳の神経ネットワークから覗く「カオスの縁(ふち)」、そして雪崩現象とは?
微生物の力を借りて、持続可能な新しい農業を実現する。そのために最新の技術を駆使し、さまざまな要素が織りなす複雑な農業生態系をまるごと解析する研究チーム。そのフィールドは、実際の農家の畑からサイバー空間(仮想空間)まで広がります。
ぜひご覧ください。