理化学研究所(理研)和光事業所は、埼玉県の取り組みである「ゼロカーボン埼玉」の制度に基づき、削減量のうち、目標より多く削減できた分(クレジット[1])を県に寄付しました。そして、このたび埼玉県から感謝状と記念品の贈呈を受け、また大野元裕 知事からメッセージ[2]もいただきました。
埼玉県は、「埼玉県地球温暖化対策実行計画」において2030年度における県の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減するという目標を定め、その達成に向けてさまざまな地球温暖化対策に取り組んでいます。
理研和光事業所は、CO2の排出削減(省エネ)活動に取り組んだ結果、2011~2014年度にかけて、埼玉県が定めた目標設定型排出量取引制度の基準排出量から8%排出量を削減するという目標を達成しました(図)。

理研和光事業所のCO2排出量
埼玉県地球温暖化対策推進条例。目標設定型排出量取引制度における理研和光事業所の温室効果ガス(エネルギー起源CO2)排出量の推移のグラフ

埼玉県から贈呈を受けた感謝状
感謝状と、埼玉県のマスコット「コバトン」を手にする理研のエネルギー管理企画推進者
- 1.クレジット
省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによるCO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量。詳細は「目標設定型排出量取引制度(埼玉県ホームページ)」をご覧ください。 - 2.大野元裕 知事からメッセージ
「ゼロカーボン埼玉」の取り組みへのクレジット提供に対する大野元裕 埼玉県知事からのメッセージ