蔡 兆申チームリーダー(創発物性科学研究センター 超伝導量子シミュレーション研究チーム / 東京理科大学理学部 教授)と中村 泰信グループディレクター(創発物性科学研究センター 超伝導量子エレクトロニクス研究グループ / 東京大学先端科学技術研究センター 教授)が2020年度朝日賞を受賞しました。
朝日賞は学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、我が国の文化・社会の発展、向上に多大な貢献をされた個人または団体に贈呈されるものです。
受賞業績
量子情報技術の発展に資する超伝導量子ビットの創出
受賞コメント
蔡 兆申チームリーダー

巨視的なものがコヒーレントに振る舞うというのは驚きの現象で、発見から21年経った今でも不思議に思うときがあります。
中村 泰信グループディレクター

共同研究者とともに量子情報科学分野の発展に貢献できたことを嬉しく思います。今後さらに量子コンピュータの実現に近づけるように研究に励みたいと思います。